こんにちは。
ライブリーの鈴木です。
今回は家庭でできる地震対策についての紹介です。
何の予告もなく、突然やってくる大地震。
阪神淡路大震災や熊本地震で亡くなった方、
大けがをされた方の多くが倒れた家具や家屋の下敷きになったことが原因でした。
特に熊本地震では、前震、本震と合わせて2度も最大震度7を記録し、
家屋や家電の倒壊など、大きな被害をもたらしました。
さらに今後、南海トラフ巨大地震とその想定被害も予測されており、
こちらもいつ起こってもおかしくない状況になっています。
今一度、ご家庭でできる地震に対する備えを見直してみませんか?
家具の置き方や、備蓄品の用意、家族との安否確認方法などを
簡単に紹介していきます。
目次
家具の固定
大地震が発生したときには「家具は必ず倒れるもの」と考えて
転倒防止を施しておくことが必要です。
◎家具が転倒しないよう、家具は壁に固定するようにしましょう
◎寝室や子ども部屋には、できるだけ家具を置かないようにすることが大事です。
置く場合も、なるべく背の低い家具にするとともに、
倒れた時に出入り口をふさいだりしないよう、家具の向きや配置を工夫するようにしましょう。
◎手の届くところに、懐中電灯やスリッパ、ホイッスルを備えておきましょう。
飲料・食料などの備蓄品の用意
大地震が起こったときは、電気やガス、水道などの
ライフラインが止まることがほとんどです。
それに備え、水と食料は最低限必要となってきます。
飲料水と非常食は必ず備えておきましょう。
基本的に飲料水は1人1日3リットルを目安に3日分を用意します。
また非常食は3日分の食料としてアルファ米などのご飯、ビスケット、板チョコ、乾パンなど
保存が利いてエネルギーになりやすいものが必要です。
最近では「ローリングストック」という考え方も推奨されています。
日常的に使うレトルト食品や缶詰めを一定量備蓄して、
使ったら買い足すという方法です。
この方法であれば日常の食品も非常食に流用できるのです。
またトイレットペーパーやティッシュペーパー、マッチ、ろうそく、カセットコンロなども準備しておくこともおすすめします。
3日というのはあくまで地震発生後から救援物資が届くまでの想定で設定されていますが、
できれば1週間分が望ましいです。
大震災発生時には土砂崩れなどで分断されてしまい、
支援がなかなか届かない可能性があるためです。
さらに飲料水とは別に、トイレを流すための生活用水なども必要なので、
日頃から水道水を入れたポリタンクの用意や
お風呂の水を張っておくなどの備えもしておくといいです。
非常用持ち出しバッグ(防災バッグ)の準備
地震が起こったときには揺れが収まった後、安全な避難場所に移動し、避難生活を送ります。
このとき、すぐに持ち出せるように先述の飲料や食料を含め、
非常用持ち出しバッグ(防災バッグ)を準備し、詰めておく必要があります。
このバッグには避難生活に必要なものを入れておくことが望ましいですが、
その中でも入れておくといいものをリストアップしたものが以下になります。
預金通帳、印鑑、現金、健康保険証などの貴重品
ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬などの救急用品
ヘルメット、防災ずきん、マスク、軍手
懐中電灯、携帯ラジオ、予備電池、携帯電話の充電器(モバイルバッテリーなど)
衣類、下着、毛布、タオル
洗面用具、使い捨てカイロ、ウェットティッシュ、携帯トイレ
ミルク、紙おむつ、哺乳びん ※乳児がいる場合
あくまでこれは例であり、これ以外にも必要なものだと思うものは詰めておくといいでしょう。
ただしあまりに量が多すぎると持ち運ぶだけで避難の妨げになる可能性があるので、持ち出せる範囲に留めましょう。
避難場所・避難経路の確認
実際に地震が起こったとき
避難場所や避難経路を知らないと慌ててしまいますよね。
避難場所へたどり着けないことや二次災害に遭遇してしまう可能性もあります。
普段ならそのようなこともありませんが
災害が起こると避難場所までの状況が変わってしまい
すんなりたどり着けないことがあるためです。
慌てずに避難するためにも
自治体のホームページや国土交通省ハザードマップポータルサイトなどから
防災マップやハザードマップを入手しましょう。
常滑市では市役所で受け取ることも可能です。
災害時に危険になり得る場所や避難場所・経路を確認しておきましょう。
ただし防災マップやハザードマップは地震以外にも豪雨や津波、
火山噴火など災害によって種類が変わるため注意してください。
家族での防災会議
家族での防災会議は、すぐできる地震対策です。
地震が起こるときは別々の場所にいる可能性もあります。
そうなったとき安否の確認方法や集合場所などを予め話し合っておきましょう。
災害時は携帯電話の回線が繋がりにくくなるため、
災害用伝言ダイヤルや災害用伝言板の使用の確認も一緒にしておくと良いです。
情報収集の仕方もできれば確認しておきましょう。
万が一の場合でも落ち着いて行動し、
家族と無事に合流できるよう準備しておきましょう。
まとめ
今回はいざ地震がきたときに困らないよう
備えや工夫についてご紹介しました。
ぜひ、取り入れられそうなことから、少しずつはじめてみてください。
役立つものや正しい知識の備えは、もしもの時大きな心の支えになってくれるはずです。
防災意識を高めておくのは大切です。
平穏な暮らしの中にさりげなく防災が寄り添う安心の家づくりを
これからも提供していきます。
–常に新しい価値を創造し、快適に暮らすための空間を提供し続けます–
常滑市をはじめ、知多半島全域で、こだわりの注文住宅・リフォーム等承っております。
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