ライブリーのオープンハウス兼事務所は、周りの景観に溶け込む木の質感と直線美を生かした存在感ある外観。
内観にも自然素材をふんだんに使い、多彩な表情の空間が広がっています。
外観に使用した木の壁は、木と木の継ぎ目に雨水が入らない工法を採用しています。そして玄関扉を開けるとき、
まず気づいてほしいのが、その取っ手。
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また目に見えない部分、例えば断熱や調湿に対する配慮があるのも、この家のポイントです。内壁にはビニールクロスを貼らず、すべて塗装仕上げにしているのですが、その理由はセルロースファイバーという調湿効果のある断熱材を使っているため。壁が呼吸をすることで快適な室内環境を実現しています。さらにクロスを貼らないことで、接着剤による健康被害も避けられるというわけです。百聞は一見に如かず。直接オープンハウスに来ていただいて、写真や文字では言い尽くせない「家づくりのアイデア」を肌で感じていただければと思います。
二階にあるキッチン・リビング。大きな窓からは、家の前にある公園の風景が広がる。
2016年12月に完成したオープンハウスは、構想から着工まで3年。着工から竣工まで1年を費やした。
夜のライトアップした外観。照明の配置や形にもこだわり、安らぎの空間を演出している。