【古民家再生2・要支援者用介護施設】

古民家でよく見られる、農道具を収納するために建てられた納屋をリノベーション。元の構造は生かしつつ、土間に床板を張り、壁を板張りにしたり土壁の上から塗装を施し温かみのある空間に仕上げました。また天井板を取り去り、屋根裏をむき出しにしたことで、圧迫感を解消。要支援介護の利用者さんがゆったりと過ごせる施設 になりました。



入り口のスロープには、常滑焼の女性作家さんがデザインしたタイルを埋め込みました。そして木製の引き戸を開けると、正面の壁にアルミ製オブジェが飾られています。こちらは、ロンドンで活躍する常滑市出身のアーティストが制作した作品。また、手洗いのボールも常滑焼の作家さんにお願いして作っていただきました。 利用者さんの気持ちが楽しくなるよう、さまざまなデザインの工夫を施しています。