こんにちは。
いよいよ夏本番の暑さになってきました。
今年の夏はコロナウィルスが流行していて
エアコンのつけた部屋でも換気は必須となっています。
でも、「せっかく快適な温度にした室内の空気を逃すと、光熱費がもったいない」
と言った理由から換気を避ける人も少なくない様子。
また、人によっては「エアコンで換気ができている」
と誤解しているケースもあります。
では、エアコンを使う夏、どのような換気が良いのでしょうか？
今回のブログではエアコンの付いた部屋での効率のよい換気方法についてご紹介します。
自分の家の作りと見比べて最適な方法を見つけて下さい。
エアコンで換気はできる？
最近販売されているエアコンには、様々な機能が付いています。
部屋の換気機能がもとから付いていると思っていませんか？
しかし、一般的なエアコンには換気機能が付いていないのがほとんどです。
エアコンは部屋の空気を吸い込んで温度を調整しているため、
室内と室外の空気を入れ替えているわけではありません。
そのため、エアコンを利用する時は自分で換気をする必要があります。
換気方法は？
換気を行なう際には2箇所の窓を開けるようにするのが、一番効率的に換気できます。
2箇所の窓を開けることによって、きれいな空気を入れる入り口と
悪影響がある物質を出す出口を作れることから
空気の循環を効率的に行なうことができます。
ただし、開ける2つの窓が近い場合は部屋全体の空気を循環できないので
できる限り対角線上の窓を開けるのが理想です。
換気時間は？
換気の際、窓を全開にしている方は意外に多いかもしれませんが
実は効率的に換気を行いたい場合は
空気の入口となる窓を5cm〜15cmのみ開けておくことも重要なポイントです。
空気は狭いところから広いところに移動することで勢いがよくなることから
入り口を狭くしておくことでキレイな空気を取り入れやすいのです。
ただし、空気の出口となる窓は全開にする必要があるため
間違えないようにしましょう。
※政府による新型コロナウイルス対策の換気方法では
30分に1回以上、数分間程度、窓を全開にしての換気が推奨されています。
サーキュレーター・扇風機を活用する
窓が一つしかない部屋は部屋のドアを開けて
サーキュレーターや扇風機を窓に向けて空気を外に流す、
窓のない部屋は部屋のドアを開け入口近く、部屋の外に向けて置き空気が外に流れるようにするのがポイントです。
キッチンの換気扇を利用するのも手です。
キッチンの換気扇は排気量が大きいので、活用するといいでしょう。
換気の際はキッチン換気扇から遠い場所の窓を1ヶ所開けると効果的です。
エアコンについて
こまめにオンオフする場合とつけっぱなしでいた場合とで消費電力を比較したときに
つけっぱなしのほうが消費電力が小さくなります。
感覚的に「もったいない」と思う方も多いでしょうが、結果的にはつけっぱなしの方が節電になるのです。より節電効果を狙うならエアコンの負荷を減らす工夫をしましょう。
換気する窓はエアコンから比較的遠い位置の窓を開けて換気するのもポイントです。
近い位置の窓を開けると
エアコンが外気で温まった空気を冷やそう
エアコンが稼働するため消費電力が高くなります。
また、エアコンの負荷を減らすという意味では
室外機やフィルターの清掃を定期的に行うのも効果があります。
エアコンの消費電力が特に気になる方はやってみましょう。
帰宅時は先に換気してからエアコンをつける
また、省エネの観点からみると、夏場に外出していて家に帰ってきた際には
エアコンをつける前に先に換気をした方が省エネになります。
部屋の中にこもった熱を追い出すことで
設定温度との温度差が小さくなるので
帰宅してすぐエアコンを付けるよりも消費電力が少なくて済みます。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
夏の換気についてお話させて頂きました。
コロナが収まらない中
換気とうまく生活していくことは必須となります。
少しの心がけで家に中が快適空間になります。
みなさん実践してみて下さい。
またより快適に楽しいおうち時間が過ごしたい方はこちらもご覧下さい♪
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