こんにちは!ライブリーの清水です
前回の現場記事の続き、小屋裏工事についての記事です
古民家の小屋裏工事はどのように施工を行い、また仕上がりはどうなのか?
施工事例をもとに徹底解説いたします✨
⇩⇩まず初めに!施工前と完了のビフォーアフターがこちら⇩⇩
before after
施工前は、部屋として使用されていなかったため
古民家ならではの土壁や構造部分が露出している状態でした。
今回の工事では、現状ある立派な梁や構造を魅せた、
元からの良さを生かしたデザインにしました。
次にその過程をご紹介します♪
目次
床下地組み・部材位置変更
部屋として使用していなかったため、不安定だった床を改修。
またキッチン換気扇のダクトの切り替えや、火打ち梁の位置替えを行うことで、
障害物を無くし、部屋として不自由なく過ごせる空間にしました。
➡
↑ダクトを隠した部分は、低い台として使うことができます✨
壁・天井下地
床工事が終わり、壁・天井と下地を組んでいきます。
天井は屋根勾配に合わせて施工を行い、空間を広くとれるようにしました。
天井下地は垂木に設置をすることで、母屋が構造として見えてきます♪
次に断熱材を充填します。
断熱材入れ・ボード貼り
屋根からの熱を防止するために、断熱材を充填します。
また、外壁は土壁のため断熱材は入れず施工をします
🔎昔から使われている土壁は調湿性がとても高く、冬も夏も快適に過ごすことができます。
梁など木に沿った部分も隙間がないように、カットを行います。
内装工事
木目柄のクロスは本来縦張りのものを横張りで施工🌳
梁の雰囲気とも合った内装に仕上がりました。
木の良さを生かすために、クリアのオイル塗装を行い、艶のある表面に仕上げました✨➡
一階のエアコンダクトが通る場所は、高さ500㎜ほどの腰台を造作しました。
🔍こちらは点検口を設けてダクトの確認ができるようになっています!
天板は木板で部屋に馴染んだ印象に仕上げました
肌触りがよく、物置やベンチとして利用可能です♪
建具工事
杉板で造作した建具をいろはの神代色で塗装を行います
雰囲気がガラリと変わり、和風になります◎
💡 塗料は階段工事の踏板と同じものを使用しています!
➡
まとめ
事前に調査や打合せが重要となりますが、改装工事の場合
予期せず工事中に発覚する問題点や、変更が出る場合もあります。
施工店とコミュニケーションをとり、工事後の不明点がないようにすることが大切です。
また屋内の工事は、生活スペースでの人の出入りが多いです。
何かと心配になってしまう方も多いのではないでしょうか
少しでも不安要素がある場合は、事前にその日 何の工事 を行い、
生活にどのような影響が出るか、確認することが大切です◎
ライブリーでは事前に工事ごとの工程表をお渡しし、
またお声がけが必要な工事は、近日に改めて伝えさせていただきます。
以上、小屋裏改装工事の施工解説でした!
ぜひご参考にしていただけますと幸いです😊
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