【2021年度版】外壁塗装の最適な時期や費用について解説します

家の外壁は、時間が経つにつれて劣化していきます。

塗料の剥がれやひび割れなどが発生する前に塗り直しをしたいところですよね。

ですが外壁塗装は決して安い買い物ではありません。

せっかくなら、適した時期に行いたいですよね。

外壁塗装に最適な時期はあるのでしょうか？

今回は外壁のチェック項目や

工程、費用について

詳しく解説していきます。

外壁チェック項目

クラック

外壁にひび割れが起きた現象です。

細いものから太いものまで程度は様々です。

色褪せ・チョーキング

一番初めに見られる劣化です。

外壁に触ると手に粉のようなものが付く現象の事を指します。

コケ・藻・かび

日の当たりにくい北側等の面に

コケや藻、カビが発生し、緑色に変色します。

爆裂・剥がれ

塗膜が大きく剥がれて下地が見えている状況です。

ここまでくると躯体側のダメージは避けられません。

シーリングの割れ

サイディングの目地が割れてくる現象です。

伸縮の激しい部分なので比較的早く起こる現象です。

以上のものを放置すると

必ず不具合が発生します。

もちろん程度にもよりますが、

放置するとどうなっていくのか？

そしてそうなってしまった場合、どういった処置が必要なのかを

次はご説明致します。

モルタル壁の場合

クラック発生から漏水に繋がり、

酷くなればモルタルの剥落に繋がっていきます。

サイディング壁の場合

目地部分のコーキングが破断し

その部分から雨水が侵入し漏水に繋がります。

対処法

モルタル壁

クラックの程度が浅い場合はコーキング。

ひどい場合は、専用のモルタル材や弾性フィーラーで補強を行っていきます。

サイディング壁

まず既存の劣化したコーキングをすべて除去し、

新しいコーキングを充填して行きます。

屋根

屋根の場合、紫外線による劣化で屋根材がもろくなり

欠損したりします。

さらに瓦下の防水シートに亀裂などが入ると漏水の原因となります。

対処法

防水シートなどに亀裂が入ってしまうと

塗装工事ではどうしようもなく、

葺き替えなどによる改修方法しかなくなります。

こうなる前に、塗装工事でメンテナンスをしましょう。

工程

天候に左右されますが、大体、10日～2週間ほどが目安になります。

「そんなに長くかかるの？もっと短くならないのかしら？」

と疑問に思われるかもしれませんが、

実は、短く済ます外壁塗装には要注意です。

外壁材を塗る塗料にはメーカーが定めた、乾燥時間というものが設けられています。

その乾燥時間を守る為、一日一工程しかできない場合があるのです。

この乾燥時間を守らないと初期不良の原因になってしまう可能性があります。

工程のスケジュールは以下となります。

工程	期間
ご挨拶・塗装準備	1日目
足場の設置	2日目
塗装前の洗浄	3日目
下地処理	4日目
塗装前の養生	5日目
下塗り	6日目
中塗り	7日目
上塗り	8日目
点検と手直し	9日目
片づけと足場の解体・撤去	10日目